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環境経済

北海道の地理〜北洋に浮かぶ大地


北海道は広い

北海道の面積

北海道の面積は 83,452平方キロメートルです。(北方領土を含む)

この広さはどの程度の広さか イメージがわきますか。

およそ日本の国土面積の22%に相当します。
これは、東北六県(青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島)に新潟県を加えた面積に相当し、さらには、九州七県(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島)に四国(香川・愛媛・徳島・高知)および山口県と広島県を加えた13県の面積より広いのです。

ちなみにお隣の大韓民国の国土面積は99,392平方キロメートルですから、北海道が日本の都道府県の中で、いかに突出した面積を有していることが、お分かりいただけるでしょう。



北海道の人口密度

このように広大な面積を有する北海道ですが、人口の面でとらえると日本全国の約5%となります。

つまり、「日本」という感覚でとらえると、北海道は突出して、人口密度の低い都道府県になるのです。

さらには、北海道の人口の約3割を、全国第五位の190万都市 札幌市が占め、札幌周辺の都市を含めた「札幌都市圏」でとらえると、実に北海道の約半数の人口が集中しているのです。

全国43県のうち、札幌市より人口の少ない県は、半数以上にのぼります。ですから、札幌都市圏以外の北海道の人口密度がいかに低いか、いかに北海道には開発のされていない大地が広がっているか、数値的にも ご理解いただけるでしょう。

本州以南の人がイメージとして考えるより北海道は広く、北海道の人が考えるより、本州の都府県の面積は狭いのではないでしょうか。




異なる自然環境


地形学的に見る北海道

北海道は地形学上、石狩湾と苫小牧を結ぶ石狩低地帯を境にして、東西に分けることができます。

東側は大雪山を頂点に 北はサハリン 東は千島列島につながり、西側は本州に続いています。西側の、特に渡島半島は、奥羽山脈の続きとも考えられます。

本州を季候により、新潟から宮城県にかけてのラインで区分するならば、本州南部と北海道東部では、二段階の差があるという見方ができます。

距離で考えると、東京から北海道の関門 函館までの距離と、函館から東端 根室 や 北端 稚内までの距離は、それほど違うわけではないのですから、当然なのかもしれません。




北海道の地理を考える

まず現状を理解する

このように地理的に見ると、北海道は、青森以南の都府県とは、成り立ちが異なっているという特質があることを 見失ってはならない気がいたします。

まずは、事実として この特質を認識し、むしろこの特長を生かしていく、という方向性が「環境」においても「経済」においても重要でしょう。




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